10周年を迎えたVola Guitars 2025年NAMMショー出展レポート

Celebrating 10 Years of Vola Guitars at the 2025 NAMM Show!

Vola Guitarsは、2015年の創業以来、世界中のミュージシャンにとって意義あるギター体験を届けるために尽力してきました。


小さなスタートから始まり、1本1本の楽器を丁寧に仕上げることで技術を磨いてきました。その成長と進化の大きな支えとなってきた場のひとつが、カリフォルニア州アナハイムで開催されるNAMMショーです。今回のショー期間中も、多くの温かく懐かしい顔ぶれに出会うことができました。Andrew BaenaHenningMusic for MilesKDHThe Guitar GeekRecording Studio LoserSteve From Bostonなど、多くのフレンドリーなYouTuberやクリエイターがブースを訪れ、新製品について情報交換をしました。彼らにはブースのフルツアーを行い、楽器仕様についての詳細なディスカッションを重ね、将来の展望に関するニュースも共有しました。その過程で素晴らしいVolaアーティストたちとも再会することができました。長い距離を越えて訪れた甲斐があり、多くのクリエイティブな仲間たちと、言葉でも音楽でも実りある交流を持つことができました。

今回のショーのハイライトのひとつは、VolaシグネチャーアーティストであるMichael Keeneが、弊社との毎年の契約を更新したことです。多くの来場者が見守る中、Keeneは契約を更新。今後も続くVolaとのコラボレーションに大きな期待が寄せられました。さらに彼は、自身の影響力あるプロジェクトThe Facelessの新しい音楽に関するニュースを発表。Vola Guitars創設者のShawn Choと写真撮影をした後、Keeneは熱狂するファンに応え、自身のシグネチャーモデルであるOZ Keene Machineについての豊富な知識を惜しみなく語り、会場を大いに盛り上げました。

さらに、来場者を沸かせたのが新しいJ3シリーズの展示でした。Pierre DanelQuentin Godetのシグネチャーモデルであるこのシリーズは、発表から数週間しか経っていませんが、すでに大きな注目を集めていました。7弦仕様、27インチスケール、Bareknuckle Boot Camp Brute Forceピックアップ、GOTOH製ハードウェア、サンドイッチ構造のボディ、ローステッドメイプルネック、洗練されたエレクトロニクスなど、見どころの多い仕様で、会場の熱気をさらに高めました。QuentinのOZはPenny Gloss、PierreのモデルはThin Ice Blueという鮮やかなフィニッシュが施され、遠くからでも来場者の目を引いていました。若いプレイヤーからベテランまで多くの人が試奏し、多弦ギターの世界に新たに魅了された人も少なくなかったようです。

また、JZ FROの第2弾フィニッシュにも多くの反響が寄せられました。数週間前に発表されたShell Pink Gloss、Black Gloss、Aged Copper Glossはいずれも大きな注目を集め、あらゆるタイプのギタリストを惹きつけました。VFP90とVS-Iシングルコイル、アルダーボディ、フレイムローステッドメイプルネック、ステンレスフレット、べっ甲柄のピックガード、Luminlayフレットマーカーといった仕様が揃い、今回の展示でも確かな存在感を放っていました。

アナハイムのコンベンションセンターに集まる才能のレベルには、毎年ながら驚かされます。世界中から集まったインスピレーションあふれる人々が共通の場に立ち、アイデアや知識を交換し合い、業界を前進させる。その姿に改めて勇気をもらいました。私たちはこの先の一年でも、さらに成長を重ね、素晴らしいアーティストへの投資を続け、お客様の声に応えながら、コミュニティに最高の楽器を届けていきます。

Vola Guitarsの10年を支えてくださったすべての皆さまに心から感謝します。そして、これからの10年に乾杯を。


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