東京楽器博2024

Tokyo Gakki Expo 2024

11月2日と3日の2日間、Vola Guitars は年々盛り上がりを見せる「東京楽器博」に出展し、選りすぐりのモデルを披露しました。

今年も新進ブランドから老舗メーカーまでが一堂に会し、来場者数はおよそ1万人に到達。千代田区・日本科学未来館の会場は、オープンと同時に熱気と期待感に包まれました。

Vola のブースは会場の中心に位置し、東京だけでなく、千葉・埼玉・神奈川といった近郊からも多くのミュージシャンやコレクターが訪れました。プロアーティストから若手ギタリストまで幅広い層が集まり、中にはステージ出演を終えたばかりの演奏者も見られました。中でも注目を集めたのは OZ Keene Machine。洗練されたデザインと力強いサウンドで、多くのメタル系プレイヤーが手に取り、その弾き心地とネックシェイプの快適さを高く評価していただきました。

展示スペースには、定番モデルからシグネチャー機種まで多彩なラインナップ。遠目にも印象的だったのは、OZ RV TNC シリーズの「Tribal Red」と「Sapphire Blue」フレイムメイプルトップ。隣には、Evertuneブリッジを搭載した OZ Supernova が存在感を放ち、さらに OZ JRM J2 のオリンピックホワイト×パーロイドピックガードがクラシカルな魅力を添えていました。反対側には、重低音好きのプレイヤーを惹きつけた Vasti 5 STM J1 ベースも展示。豊富なバリエーションを通して、来場者に Vola の多面的な魅力を伝えることができました。

今回特に印象的だったのは、日本のギター・ベース製造メーカーを支援する団体「Gakki Engine of Nippon(GEN)」との新たなパートナーシップを発表できたことです。GEN には国内の個人製作家やブランドが多数参加しており、卓越したクラフトマンシップを世界に発信しています。また、リペア・製作を学ぶ専門学校の学生も運営に協力するなど、次世代の育成にも力を注いでいます。Vola は、こうした日本の音楽文化と職人技の継承を支援する活動に加われたことを誇りに思います。

開催2年目を迎えたこのイベントは、出展数約100社、来場者数も前年の約3倍と大きく成長。最先端の楽器と音楽表現が交差する場として、新たな可能性を感じさせるものでした。Vola チーム一同も多くの刺激と励ましを受け、これからも「高品質で手に取りやすい楽器を届ける」という使命を胸に歩みを進めていきます。

ブースにお越しいただいた皆さま、そして応援してくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。

また次回、会場でお会いできるのを楽しみにしています。