人気ギターレビュアー Hunter Engel、JZ FRO を徹底レビュー
オンライン音楽シーンで “Agufish” の名で知られる Hunter Engel は、世界中のトップクラスのギターを弾き込んできた人物です。
彼のYouTubeチャンネルは年々急速に成長を遂げてきました。その理由は明確。ギター構造の細部、品質の安定性、そして現代の音楽市場全体に対する深い理解をもとに、信頼できるレビューを発信しているからです。これまでにも Hunter は、OZ RV TNC、Vasti、そして拡張レンジ仕様の OZ 7T など、Volaのさまざまなモデルを試奏し、そのたびに高い評価を寄せてきました。だからこそ、JZ FRO の率直なレビューを依頼するなら彼しかいないと確信していました。
今回、Hunterのもとに届けたのは Olympic White Gloss 仕上げの JZ FRO。動画の中で彼は、「この品質レベルでこの価格は、まさに市場でも屈指のコストパフォーマンス」と語り、開封直後から「フレイム・ローステッド・メイプルネックの立体感がすごい」と絶賛。また、1本1本丁寧に仕上げられる日本の職人技にも強く感心しており、
「伝統的なデザインに、Volaらしいモダンなエッセンスがしっかりと加えられている」とコメントしています。
スペック面の紹介では、王道のアルダーボディとメイプルネックの組み合わせを中心に、リバースヘッドストック、ルミンレイのサイドドット、Gotoh製ロックチューナーなどの特徴を詳しく解説。特にステンレスフレットのメリットについては熱く語り、耐久性やスムーズな演奏性を高く評価していました。さらに動画の中盤では、もう1本の Sunburst Gloss 仕上げの JZ FRO を開封し、Vola VFP90 と VS-I シングルコイル の組み合わせによるサウンドキャラクターを丁寧に分析しています。
演奏パートでは、彼らしいユニークなアプローチが光ります。レビューするギターに合わせて自作の楽曲を制作し、そのモデルの特性を最大限に引き出すのがHunterの流儀。今回も、JZ FRO の魅力を存分に生かしたドライブ感のある楽曲を披露し、その後にはクリーンな単音フレーズから、厚みのあるリード/リズムサウンドまで、幅広いトーンを個別に紹介しました。
レビューの締めくくりでは、2本のJZ FROそれぞれに高い評価を与え、精度の高さ、安定性、ブランドの存在感、ヴィンテージ感とモダン機能の両立などについて「すべてにおいて完成度が高い」と総括しています。
Volaチームとしても、彼の専門的かつ誠実なレビューに心から感謝しています。彼のチャンネルでは、ほかのVolaギターのレビューや音楽業界に関する興味深い考察も多く見ることができます。Hunter Engel(Agufish)による JZ FRO の詳細レビュー動画はこちらからご覧ください。