アーティストインタビュー:Cai Jian

Artist interview : Cai Jian
今日は、中国を代表するジャズギタリストであり作曲家でもある 蔡健(Cai Jian) 氏にお話を伺えることになりました。彼は星海音楽学院・現代音楽演劇学部のジャズギター専任講師として教鞭を執るほか、オンラインでも講義を行う教育者です。長年にわたり音楽教育と演奏活動を続けてきた蔡氏に、音楽人生やVolaギターへのこだわりについてお話を伺いました。

まず、ギターを始めたきっかけと影響を受けたミュージシャンを教えてください。

ギターを始めたのは1996年です。若いころは Guns N’ Roses、Radiohead、Bon Jovi、Megadeth、Red Hot Chili Peppers、Pantera、Extreme、Dream Theater など、多くのロックやメタルバンドが大好きでした。その後、Pat Metheny を聴いたことでジャズに興味を持ちました。

「音楽って、こんな表現もできるのか」と強い衝撃を受けて、さまざまなジャズを聴くようになりました。影響を受けたギタリストは挙げきれないほど多いです。

Wes Montgomery、Jim Hall、John Scofield、Pat Martino、Scott Henderson、Greg Howe、Allan Holdsworth などのギタリストに加え、John Coltrane、Sonny Rollins、Wayne Shorter、Herbie Hancock、Oscar Peterson、Chick Corea、Brad Mehldau など、ジャズ界の巨匠たちからも多大な影響を受けました。

ギター演奏で印象に残っている思い出はありますか?

一番は、志の合う仲間と音楽を作ったことです。子どもの頃からずっと、メタルでもブルースでもファンクでもジャズでも、「気の合う人たち」と一緒に演奏できるのが最高に楽しいですね。

今でもヘヴィなバンドで活動しながら、同時にジャズの仲間たちとも演奏しています。ジャンルはまったく違っても、どちらも本当に楽しい。音楽を“学ぶ”だけでなく、“人生最大の趣味”として楽しむことが大切だと思います。

「力を抜くこと」それが一番大事です。
自分にプレッシャーをかけすぎないようにしています。

 

 ご自身のギターで特に気に入っているポイントは?

やはり一番大事なのは「弾き心地」と「ダイナミクス」ですね。ギターによってトーンは異なるので単純に比べられませんが、良いギターは“弾いた瞬間に反応が返ってくる”感覚があります。

機能面では、シリーズ/パラレル/コイルタップの切り替え ができる点も便利だと思います。音作りの幅が広がりますね。

現在所有しているUSAモデルの仕様はどのように決めたのですか?


以前、上海ミュージックフェアでVolaのギターを弾いたときに、すぐに惚れ込みました。弾き心地、トーンの力強さ、弦に触れたときの感触、そしてデザインの美しさ、どれも理想的でした。

「これは本当に自分のためのギターだ」と感じました。

その後、Volaチームとシグネチャーモデルのデザインについて何度も話し合いました。私はギター演奏には長年携わっていますが、設計については全くの素人。それでもVolaのデザイナーがとても丁寧にアドバイスしてくれて、最終的に想像を超える完璧なギターが完成しました。

7弦ギターを選んだ理由は?

理由はシンプルです。

ジャズだけでなく、今でもヘヴィミュージックが大好きなんです。

もしかすると、近いうちに 8弦ギター をVolaでオーダーするかもしれませんね。

多忙なスケジュールの中、インタビューに応じてくださった蔡健さんに心から感謝いたします。そして改めてVolaファミリーへようこそ!